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なくなる ということについて考え、記憶していたこと。断片。はしくれ。

小学3年生くらいの時に祖父を亡くしてから、夜になると死について考えてしまうことがあります。

当時はもう毎晩それしか考えられませんでした。答えのないものを自分なりに探し続けていたあの頃。周囲には言わなかったから知らないでしょうけどこんな気難しいこと考えている可愛げのない子供でした。

周囲に聞いたって死んだらどうなるかなんてわからないですもんね。死んだことある人に話なんか聞けませんから。

とにかくあの当時は死んだらその人の精神というか、感情や心はどこへいくのだろうってことと、まだ自分は死にたくないってことばかり考えながら枕を濡らしていました。

それからもう12年くらい経つ今

当時鮮明に覚えていたであろう故人の声や思い出がだんだん思い出せなくなってきている、、死の怖さがだんだんわかってきた気がしています。故人はよく周囲の人の心の中に生き続けるっていうけど、

ついさっきまで息をして自分と同じように生きていたのに、なぜ死ぬんだろう

なぜ直前にならないと死ぬということに気づけないんだろう 

わかった気もしているけど、まだまだ抜け出せない 

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